そっしーさんが幕末志士卒業した理由(考察)

開拓史

そっしーとは」にも少し書いていますが、ここでは幕末志士引退の理由について考察してみたいと思います。

幕末志士引退の理由は公には「会員放送をやっている中で、面白いコンテンツをつくるプレッシャーにまいった」という話でした。世間には(主にアンチ)「mildomから依頼がきたことでなびいたのではないか。なぜなら引退よりも前に撮影を始めている」「ノイローゼも嘘ではないか」「幕末志士を失うなんてひどい」などなど、さまざまな角度から意見・考察が飛び交っています。

私としてはそれらに目を通したうえで、それぞれに納得もしながら、そっしーの開拓地の活動を見ている中で一つのことに気がつきました。

それは、「坂本さんはプロだけど、そっしーさんはプロじゃなかったんだ(過去形)。だからしんどかったんだ」ということ。詳しくはこの記事を通して解説したいと思います。

元々は「楽しくゲームをやるだけ」だった幕末志士に生じた変化

自分でやりたいことをやりたい性格。

急にビジネスになっている。坂本さんはそのビジネスの方針を共通認識を作れずに、黙ってついてこいという方向ですすめていた。

しかし、ビジネス的な戦略があれば、そこについてくる人にとっては環境・文化的にも耐えられないシーンがくる。

そっしーさんは元々「動画を撮る=ゲームをするだけ」という意識。動画編集も基本的に坂本さんがやっていたので、ファンが求めるものをつくるかどうかなんて気にしなくてよくて、基本的に「やりたいこと=ゲームをやるだけ」でよかった。

会員放送が始まると、生放送で尺を気にしてファンを喜ばせる必要が出てくる。チャンネルマネジメントをする坂本さんからすると「ファンを喜ばせる≒嫌な時間をつくらない」というのが重要な指標になる。

一方で、そっしーさんは「幕末志士の活動≒好きなことをしていればいい」という流れで加入しているし、マネジメントされていた。ラジオ放送のコンテンツの用意を進めることは「自分のやりたいことをやるだけ≠ファンを喜ばせる必要がある」という本来の参加経緯・自分の意思を乖離していることであった。

人間の鬱になる原因としては「自分が決めてないことをやらされる」「自分が決めたことをやるのは納得ができる」「やりたくないことを無理に頑張らなくてはいけない」「睡眠不足」などがある。活動の終盤に西郷さんは「本当にゲームやってる時間は全然楽しかった。実況動画が長くなるのは全く気にならなかった。放送中も気にならなかった。でも放送に向かうことができなくなっていた」というようなことを話している。

それは鬱症状でしかなく、間違いなく「自分の意思と乖離した活動を続けていた弊害」が生じていたと思う。

坂本さんが「西郷さんの好きにして」と言えなかった理由

一方、坂本さんにとっても「西郷さんの好きにさせる」ということはできなかった。それはゲーム実況・会員放送という枠を超えて開発チームが参加したこと、イラストレーターが参加したことから、給料や報酬などが発生する仕組みになっていたことで、自由にやってもらって人気が落ちるというリスクはとれなかった。

終盤、坂本さんは「好きにしていいよ」というスタンスで番組を休んでもらったり、旅行をしてもらったりしていたが、西郷さんが本当に好きにしたかったのは、幕末志士の活動の中でも度々「同じ土壌で頑張らせてくれ」「坂本さんがいない状態でも独立できるようになりたい」「独り立ちしたい」(依存関係の不安が強い)という話をしていたことからもわかるとおり、「ゲーム実況者・配信者として重要なトーク・撮影・編集・チャンネルマネジメントの領域で好きにやりたい」ということにほかならず、それは卒業後にmildom、Youtubeで活動をしている内容からも明らかである。

しかし、先に述べたとおり「西郷さんが好きにやること≒配信を全くしたことがない人がゼロからチャンネル活動をすることで人気が落ちたり、ファンが離れること」によって収益減少(≒ファンの減少)というリスクをとれる状況になかった坂本さんは、最終的に西郷さんに配信活動のコアを任せることなく、結果として解散することになってしまった。

解散の影響

坂本さんからしても最悪シナリオの一つ、坂本さんは手を尽くしたけど西郷さんは離反してしまった〜というシナリオから、幕末志士と西郷さんを切り離した状態で新幕末志士の活動を再開させることができたので、そっしーさんが未熟なまま活動することによるアンチ・悪評の影響を受けることなく新たなメンバーであるNくんを迎えることもできたが、一方で西郷さん卒業の影響は大きく、やはり坂本さんもショックを受けながら、幕末志士としての活動を再開している。

坂本さん率いる新幕末志士にとって、西郷さん分離によってチャンネル爆破という憂き目は避けられたもののチャンネル登録者、動画の再生数などを見ても過去のような爆発的ヒットまではいかず西郷さんのかもした雰囲気を懐かしむファンが少なくはないように思える。

これは最終回にも話があったとおり、お互いの思いがすれちがい、最終的には方向性にちがいによって分離してしまったものだと思うが、これはどちらが悪いという話ではなく、幕末志士という虚構のタレントではなく、2人のリアルな人生が時がたつにつれて徐々にすれ違っていった末の結果だと思う。

そっしーさん独立の弊害

そして、そっしーさんは独立以降、数々の炎上・アンチ被害に遭うことになる。

それは坂本さんも懸念していたであろうリスクであったが、一方でそっしーさんは坂本さんが乗り越えてきた炎上・アンチ被害に自らが直面していることで、以前よりも真正面からやりたいことを実現できているのだと思う。

私個人として、幕末志士のファンとしては「あの面白い動画をまたみたい」という思いもある一方で「二人が好きだからこそ、二人が楽しい活動をしてほしい」という思いが強い。特にそっしーさんの若干姫っぽい対応や未熟なチャンネルマネジメントに憤るファンがいることも承知の上で、人間として意思を果たせずに苦しい活動を続けるよりも、自由に気楽に活動してくれよという思いが強い。

独立後の弊害・炎上騒動についてはまた別の記事で詳しく書こうと思うが、幕末志士引退に関して思うことはここまで。

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